everwear 大型トランクケース 開錠&キー作成

古い古い〜〜〜〜トランクケース( ̄▽ ̄)
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リピートのお客様からご依頼でとある古いトランクケースの鍵を開けて欲しいとの依頼があり伺ってみたところ、会社の倉庫にやたらデカイ箱…ではなくトランクが鎮座してました。
約ですが高さ160cm×横80cm×50cm人が楽に入れる大きさ( ̄▽ ̄)
文字などを見るとアメリカ製の衣装トランクケースのようで、ネットで調べるとeverwearと言うメーカーの1900年製造のトランクとあとで判明。
120年前かぁ…( ̄▽ ̄)…わたしの仕事で1番古い代物の解錠作業になります。
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依頼側「開きますかね」
わたし「やってみます…多分開くはず…( ̄▽ ̄)」
鍵穴覗くと蔵鍵に似た構造で、中にいくつかの抑止板があり、溝に合わないとキーは回せない構造になっていました。ため息しかでませんが…コジコジして…
あ〜して、こ〜して…ガチン…開きました。3分ほど(´∀`)安堵した顔のわたし。
お客様(社員の方々)「すげ〜…開いた!」
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アレコレと話をして、中から色々な物を出されて解決かなぁ…と思っていたら「鍵作れます?」との質問( ̄▽ ̄)キタキタ(−_−;)
まぁ、蔵鍵と同じやり方で作れば造作はないはず。
ベースの鍵は無いから、手作りかなぁ…とか頭で考えてとりあえず請ける事に。
蔵鍵は今の鍵屋ではまず紛失から作成は不可能と説明はしておきます。何故なら分解できないし、鍵穴から読み取るのもできないからです。
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わたしは蔵鍵を過去何軒かやって、ある手法で楽に作れる方法を見つけ、その後はバッチリ作成できる技術を習得しています。
今回も鍵穴から似たもの探して、削って合わせてを繰り返し1時間弱で完成。120年前の錠が使えるようになりました。
ご依頼人も凄い凄いと言っておりました。
偶に鍵屋らしい仕事すると嬉しくなります。

昨日、所さんの番組で開かずの金庫のスペシャルがやっていて同じとランクケース開錠に
悪戦苦闘している鍵屋さんがおりました。見ていて苦笑い・・・というか、錠のバックル廻りが
ガチャガチャに傷が入っていて最後はムリクリにひっかけて開けてましたね。酷い。。。。
あれで幾ら位料金取っているんだろう・・・・
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