ACE エース ビジネス キャリーバック 2輪 キャスター 修理

県内のリピーター様からのご依頼です。
ACE エース ビジネス キャリーバック 2輪 キャスター 修理です。
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「車輪に亀裂が入ってしまったので直して欲しい」
「出来れば次回の修理が楽にできるようにして欲しい」
というご依頼内容で御請けすることになりました。
確認したところ、所謂分解はできませんというキャスターとなっておりました。
この手のキャスターは自己修理ができるタイプと修理は一切できませんというタイプが
ありまして、比率的には2対8くらいで分解はできないというのが殆どになります。
メーカーに送って、修理になりますが時間軸も料金もかかりますので正直直すのは・・・
となる場合が多いようです。
当店も今回お預かりしてみて、失敗した間(御請けする判断)もありましてかなり苦労する
羽目となりましたが、何とか道筋を見出して修理することができました。
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車軸は分解できない構造でしたが、バッサリと部品を取り外してしまいます。
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車軸の径を測り、次回修理ができるような形で車軸を作成しました。
キャスターが抜けないようにするネジなども気を使い、サムソナイトで採用されている車軸の
ネジを流用し締め付けなどに不備がないようにしました。
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取り付け後は本人が言わなければ分からない仕上がりとなっております。
お客様へのご返送の際、上記ご説明をしたところビックリされておりました。
車軸はボルト留めなど簡易的なものと思っておられたようで、見た目だけでなく機能も考えた
仕上がりとなっていることに大変満足されておりました。
因みにこの修理をメーカーに出して戻ってくるまでに、1ヶ月程度の時間と車輪修理で片側
7千円~の修理以外に送料も掛かるので覚悟が必要となると思いますが、当店では加工も
含め数時間の修理となっております。
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プラダ キャスター割れ(DIY失敗) キャスター修理

県外からのご依頼です。
プラダ キャスター割れ(DIY失敗) キャスター修理です。
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当店に偶にあります自己修理(DIY)失敗によるご依頼。
確かに器用な方でしたら・・・という気持ちは分からない訳ではありませんが、9割は
失敗してしまって直せないというパターン(その中でももうどうにもならないというのもあります)
が大半となります。
当方も簡単に修理している画像やブログ掲載をおこなっておりますので、簡単なのか~と勘違い
される事もしばしばございますし、当然部品だけ送ってもらえれば自分で直すという方も時折
おられます。
正直言いますと、やらないで下さい。
手をださないで修理依頼された方が、無駄な作業も減りますし修理の考えなども出来ますが
手をだしてしまった物の後始末は通常の作業の倍以上の労力となります。
今回ご依頼いただきましたお客様のプラダも自己修理を試みて、部品がないのであきらめた
パターンだったそうです。
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車軸も取り外す際に切られて通常の長さよりも短くなってしまっており、再使用ができません
でしたのでこの分もご負担となってしまいました。
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車軸を作り直ししまして、キャスターを取り付け元通りになんとか仕上げることが出来ました。
この手のキャスターはプラダ以外にルイヴィトンやサムソナイトでも採用されていましたが
既に部品は廃盤で市場では入手不可となっておりますので自己修理などを考えずにご依頼
頂いた方が懸命かと思います。
修理しましたキャリーバックはお客様へご返送させて頂きました。
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ヤマハ SR400 キー廻り難い キーシリンダー改修修理

県外からのご依頼です。
ヤマハ SR400 キー廻り難い キーシリンダー改修修理です。
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ヤマハ特有のキーが廻らない・廻り難い・キーが抜けるというあるあるトラブルの1つです。
ヤマハ販売店などではASSY交換をお勧めしますが、ASSY交換しても根本的な対策は
されていないので、結局使っている間にキーが廻り難いなんてことが発生致します。
当店はシリンダー自体に加工を施し、トラブルの原因を無くします。
お預かりしたキーシリンダーの中身を抜いてみます。
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キーの先端が飛び出していますね。これがキーが廻らない、キーが抜ける原因となります。
何故こんな事になるのか・・・説明が長くなりますし、構造などの問題があるからとだけ説明
しておきます。
加工してみた後の状態。
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飛び出ていたディスクが全て収納されているかと思います。
これでキーを廻しても廻らない・廻り難い・キーが抜けるという事もなくなります。
キーも磨耗が酷かったので、ご依頼人様の了解を得まして純正キーを新規作成しました。
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これで新車時と同じ状態になりましたので、キー抜けも完全に封殺できます。
スイッチ部も分解洗浄注油を行いご返送させて頂きました。
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