スズキ ＧＴ３５０ キーが抜けずらい 修理

やっぱり悪戯…
県外のバイク屋さんからのご依頼。
スズキのGT380と言う1972年頃のバイクになります。

キーが抜き差しし難いので修理して欲しいとの依頼。
早速物を確認すると、鍵穴がデカイ。

完全に悪戯の跡。
バイク屋さんで仕入れしたバイクらしいのですが、前の持ち主さんの時に悪戯されていたみたいですね。
普通は直らないので、中古品にassy交換ですが中々部品も一揃えあるわけで無いので修理も出来ないのが現状。
ウチの場合は何とかしてみましょう…からのスタートなので、拡張してしまった鍵穴すら直します。

ハンマーとピンポンチで彫金の如く叩いて叩いて叩いて…シッカリと叩き直しました。

シリンダー内部も壊れてましたので直しました。

ついでにコンビネーションスイッチの接点板も腐食していたので綺麗に直して通電確認しておきました。

気持ちよくカチカチと動き、キーも抜き差しがスムーズになりました。

写真撮り忘れましたが、純正キーを作成して納品となりました。