マルエム松崎 スーツケース キャスター 車輪交換

つい先日仕事でお伺いした先でのお話です

あの~、玄関の錠が気になったのですが
お取替えはまだでしょうか?
MIWAで売りに売った初期のディスクシリンダー錠
なのですが普通に使われていました。
お客様曰く「泥棒に入られた事が無いし、入っても盗られる
ものがないから今はいいかな・・」
こんなやり取りを商売を始めて数多くやっております
まぁ、財布事情もわかりますが今時盗られるものがないと
いうのも昭和のお話で平成の現代では命を盗られる恐れが
ありますよ~っと伝えるのですが、失笑されて終わります。
私のスマホにはこの初期のディスクシリンダー錠を
ピッキング(不正開錠)する画像があり、お客様にお見せして
危険をお知らせするのですが入られてみないと実感が無いのか
へ~っで終わります。
つくづく日本は平和だな~と思います。お隣台湾では昔ながらの
棒鍵を使っていますがいくつものパターンで造られており
ピッキングで開けるのはまず不可能といわれています。
無論窓はすべて格子がついています。
国が違えば・・・ですが、もう少し状況が変化してきているという
事を解って欲しいと思う今日この頃です

さて仕事です
地元の方からのご依頼です
マルエム松崎 スーツケース キャスター 車輪交換です
CIMG5401.JPG
実家が当店の近くで知り合いにスーツケースの修理の話をして
いたら当店のことを教わって調べて直接着て頂きました。
当店は出張鍵屋なので看板が無いため数回当店を通り過ぎて
やっと当店へたどりついて頂きました(ご苦労様です)
凄く気さくでやさしいご夫婦で使い慣れたスーツケースの
キャスターを修理して欲しいとのご依頼です
キャスターを見ると見事にゴムが取れていてプラスチックが
露出していました
CIMG5398.JPG
押すにもガタガタとなるので困っていたとのことで早速修理
するためお預かりしました
CIMG5399.JPG
キャスターの車軸を何とか外して修理なのですが良く他の
ブログやWebにある「ボルト止め」はしません。
全く芸のない修理ですし、キャスターの車軸穴が拡大してしまい
次回は全く使えなくなってしまうからです。
今回お預かりしたスーツケースも既にキャスター本体は廃盤と
なっているので変な修理はできません。
随分と前にお預かり修理しましたアイリスオーヤマの
スーツケース キャスター交換の進化版ともいえる当店独自の修理
方法を使い全く見た目は解らない修理をしました
CIMG5400.JPG
車軸は元々付いていた車軸ですので違和感は一切ありません。
金属加工ができる芸当ですが、恐らくこんな事をやるのは
当店だけでしょうね。
しかもお預かり期間は2日ほどです。普通なら1週間~3ヶ月
というところなんでしょうね。。。

どうやったか・・・企業秘密ですが、この修理をやると次回の
修理はご自身で修理が出来てしまいます。
つまり預けないでも修理が出来るという事です。
キャスター交換のたびに何千円も出していたら損ですが、この修理
でかなり抑えることができますし修理の日数もわずか10分くらいです。
とは言え、これで商売している同業他社からは反感ものかも知れません。
まぁ、お客様最優先な当店はベストな修理をさせて頂いております
のでこれも時の流れと思ってもらうしかありませんね。
修理したスーツケースを納品して完了しました。
納品後、お客様も驚いて喜んでおられました。

鍵工房 ツールドコルス
0282-21-7018
当店HPはここをクリック→「http://www.touredelock.com/
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